邦楽の音階と調

1:雅楽

七声       変微     変宮
長音階     ファ      
十二律 黄鐘 大呂 太簇 夾鐘 姑洗 仲呂 蕤賓 林鐘 夷則 南呂 無射 応鐘

中国から渡った音階、周以前からあった5音に2つの変を加えて七音(七声)になり、宮で始まる音階を宮調、商で始まる音階を商調というふうに全部で7調があると考えた。唐の宮廷音楽では実際に使われたのは宮調、商調、角調、羽調の4つで、日本の雅楽では更に減って商調と羽調のみが残り、それぞれ呂旋、律旋と呼び、音名を宮から始めるようになった。

日本呂旋   嬰角 嬰羽  
中国商調   変微 変宮  
長音階   ファ  
日本律旋 嬰商   嬰角 嬰羽  
中国羽調 変宮   変微  

2:近世邦楽と民謡

n0001

陽音階の属する音階は複数あり、また陰音階や陰音階は結合して実用されることが多く、この2種類に分類することに無理があるため、4種類のテトラコードの組み合わせで音階を分類する説もあるそうです。

n0004


3:調

中国では七声の各声を主音として考案された7つの音階(七調)にたいして、それぞれ十二律の各音を開始音にした場合、各調に12の調が派生する理論が考案され、そのうち実用されたのは13~14調でした。今日に残る六調子と江戸期に消えていった枝調子は楽曲と共に日本に渡たものです。

中国商調 変微 変宮
日本呂旋 嬰角 嬰羽
壱越調 壱越 平調 下無 双調 黄鐘 盤渉 神仙
双調 双調 黄鐘 盤渉 神仙 壱越 平調 下無
太食調 平調 下無 双調 黄鐘 盤渉 神仙 壱越

4:呂旋

六調子のうち壱越調、双調、太食調は呂旋といいます。

n0002

中国羽調 変宮 変微
日本律旋 嬰商 嬰角 嬰羽
平調 平調 下無 双調 黄鐘 盤渉 上無 壱越
黄鐘調 黄鐘 盤渉 上無 壱越 平調 下無 双調
盤渉調 盤渉 上無 壱越 平調 下無 双調 黄鐘

5:律旋

同様に平調、黄鐘調、盤渉調は律旋と呼ばれます。

n0003

呂旋の宮、商、嬰角、微、羽。律旋の宮、商、嬰角、微、羽のそれぞれ5つの音が主要な音で、呂旋も律旋も5音音階として実用されています。

私自身は理解できていません・・・・(-_-;)
教会旋法のほうがまだ単純で理解しやすいですね(笑)

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