一部形式・二部形式・三部形式

各形式を簡単に・・・
一部形式
単一の部分からなるもの。

二部形式
2つの部分からなる楽曲構成
A-B
A-A’
A-A の場合は A-A’ と違って単に A をリピートしてるだけなので一部形式となります。
(繰り返しの場合に最後の1小節が微妙に違うだけの時にどちらだろうか?という議論はありますが・・)

三部形式
3つの部分からなる楽曲構成
とにかく3つ。
代表的なのは A-B-A
A-B-B’ とか A-B-C とかも三部形式になります。
いずれの形式もA,B,Cは小節数や構成に制限はありません。

複合形式
二部形式や三部形式の曲の各部の構成がさらに二部形式とか三部形式を取ってる場合は複合二部形式とか複合三部形式とも言われています。(個人的には曲が複雑になってくると区別が難しく、複合○○形式という分類にまで細分化する必要が無いと思いますが・・・)
例えば
A(a-b)-B(c-d) は複合二部形式。
A(a-b)-B(c-c’)-A'(a-b’) は複合三部形式。
A(a-b)-A'(a-c)-A”(a-a’) も複合三部形式。

ソナタ形式は広い意味で複合三部形式とも言えます。
A(第1主題提示部-第2主題提示部-コーダ)-B(展開部)-A’(第1主題再現部-第2主題再現部-コーダ)

ロンド・ソナタ形式も・・・
A(a-b-a)-B-A'(a-b-‘a-コーダ)
これはa-b-a-c-a-b-a という構成はロンド形式と言いますが、Bの部分に展開部を置いた場合にロンド形式とソナタ形式の両方の形をとりますのでロンド・ソナタ形式と言われています。
注意:古典派時代からはソナタと言えば、多くは最低一つの楽章はソナタ形式またはそれに準じる形式の楽章を持ちますが、バロック時代のソナタはソナタ形式の楽章は持ちません。この時代のソナタは単に器楽曲という意味合いしか持っていません。

関連記事:ロンド(Rondo)

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