ロンド(Rondo)

Rondo(伊)、Rondeau(仏)はバロック期の器楽曲においてはRondoという部分とcouplet(Reprise)という部分を交互に演奏する形式で、以下のような構成になります。

Rondo – Couplet1 – Rondo – Couplet2- ……… -Rondo

分かりやすく書けば

A – B – A – C – …….-A

このCoupletの部分は数に制限が無く、曲によっては1つしかCoupletを持っていなかったり、7つも8つもCoupletを持っていたりします。
多くのロンドはCoupletを2ないし3つで書かれています。
譜例(pdf)とその演奏(mp3)

古典派の時代になるとロンドも様変わりして以下のような構成になります。

A – B – A – C – A – (B – A) – (Coda)
( )内は省略されている場合があります。

これは複合3部形式の
[A – B – A] – C – [A – B – A]

と構成は同じようになってしまい、一見ロンドと区別が付かないのでは?と思われますが、ロンドと複合3部形式では主題Aの目的(機能)が違いますので区別は付きます。また、それぞれBのあとのAの後ろにに小さなコーダを含んでいたりしています。


さて、バロック時代に流行ったロンドと似たような形式にリトルネッロ形式というのがあります。
違いは何かと言いますと正確な事は良くわかりませんが、私の認識ではロンドはa-b-a-c-a-d-……-aと言う風に必ずaに回帰します。aにはさまれた部分は

a-b-a-c-a-b-a-d-a-f-…..-a

のように・同じものが来てもOK

リトルネッロ形式はこのaの部分が柔軟性に富んでいて、a’, a”などでもOKと言ったところでしょうか。

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